【UFC144】オープニングマッチで田村一聖が衝撃KO勝利
<フェザー級/5分3R>
田村一聖(日本)
Def.2R0分32秒 by TKO
ジャン・ティエチュエン(中国)
左に回りながら、左フックを打ち込んだ田村。ジャン・ティエチュエンは右フックをヒットさせ、一瞬、田村の動きが止まる。だが、打撃戦になると打ち勝った田村が、トップを奪取する。インサイドからエルボーを落としていく田村は、そのままジャン・ティエチュエンをケージに押し込む。
動きが少なくブレイクが掛かり、試合はスタンドへ。田村は右クロスから組みついてシングルレッグへ。ケージに押し込んでテイクダウンを奪うと、ジャン・ティエチュエンが得意のギロチンへ。インサイドハーフから首を抜いた田村は、腰を上げて左のパウンドを放つ。田村はトップを取ったまま、1Rを闘い終え、ポイントをリードした。
2R、左フックからローを見せるジャン・ティエチュエンに対して、左リードジャブから田村が放った右フックが顔面をモロに捉える。追い打ちの鉄槌を打つまでもなくジャン・ティエチュエンは失神。田村はUFCデビュー戦をKO勝ちでモノにし、「日本のスター選手たちと同じ舞台に立てて夢みたいです」と語った。